口腔外科
口腔内や、その周辺の疾患に対応いたします
当クリニックでは口腔外科の診療も行っております。口腔外科は、お口の中、顎、顔面、その他お口に関する器官に発生した病気に対して診断・治療を行う診療科目です。
対応する症状は幅広く、炎症、外傷、腫瘍、アレルギー、神経疾患、感染症、変形などさまざまです。また、「口腔外科」と表記するように症状によって治療方法は異なりますが、主に外科的な方法で治療を行います。
お口に関連することでトラブルやお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
こんな治療が可能です
- 親知らずの抜歯
- 顎関節症治療
- 口内炎やできもの
- ドライマウスなどの唾液線疾患の治療
- 睡眠時無呼吸症候群の治療
- インプラント
- 歯周外科手術
- 歯根端切除
治癒を早めたい方は点滴を
診療後の治癒能力を高めるために、ビタミンCの点滴も行っております。
歯科医院で点滴は聞きなれないかと思いますが、ビタミンC点滴療法は歯科治療との併用によって非常に良い効果をもたらします。
たとえば、歯周組織を破壊する歯周病には、コラーゲンの合成を促すビタミンCの摂取がとても効果的です。
また、歯周病やインプラント周囲炎の予防・改善もできますし、手術後の痛む期間が短縮されるため、インプラントなどの手術後の痛みが不安な方や早めに完治されたい方にもおすすめしております。
歯周組織再生療法も行っております
歯周病は歯茎の炎症が進行すると、歯を支える骨が溶けていき最悪の場合抜歯になる、恐ろしい病気です。初期段階であれば十分に治る可能性がありますが、骨が溶けだしてしまうと、元通りに治ることはないと言われておりました。ですが「歯周組織再生療法」という治療は、歯を支える骨や歯肉を回復させることで、抜歯を回避できる治療法です。
治療法は4つほどあり、歯周組織再生療法・歯肉弁根尖側移動術・遊離歯肉移植術(FGG)・ウィドマン改良フラップ手術(MWF)となりますが、患者様のご希望に添って一番良い治療法をご提案いたします。
リグロスによる歯周組織再生療法:リグロスという成長因子の作用を利用し、歯周病で破壊された歯周組織の再生を促進する治療法です。歯肉を取らずに済み、骨の再生が見込めます。
歯肉弁根尖側移動術:歯肉の位置を下げることで、角化歯肉と呼ばれる硬い歯肉を保存したまま、歯周ポケットを除去し、歯についている歯肉を維持・増大させる治療です。歯周ポケットを除去することができ、強く退縮しにくい歯肉を作れます。
遊離歯肉移植術(FGG):歯肉が足りない部分に、他の部分から採取した歯肉を移植する歯周外科手術です。強い歯肉となり、歯のもちが良くなります。
ウィドマン改良フラップ手術(MWF):初期の歯周治療で除去しきれなかった歯石や歯周ポケット内の汚染されたセメント質、象牙質表層の除去を目的とした歯周外科手術です。